昴 スバル
(C)2009「昴-スバル-」製作委員会
双子の弟・和馬を不治の病で亡くした姉・宮本すばるは、父の理解も得られないままバレエにその情熱を注ぐ。孤独で愛に飢えていた少女が、過酷なバレエの世界に自らの居場所を見出す。
- 公開日
- 2009年3月20日(金)
- 監督
- リー・チーガイ
- 脚本
- リー・チーガイ
- 撮影
- 石坂拓郎
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 日=中=シンガポール=韓
- 上映時間
- 110
- INTRODUCTION
- バレリーナにあこがれていた宮本すばるは、小劇場「パレ・ガルニエ」でオーナー・ママ五十嵐鈴と出会い、ダンスの世界へとのめり込む。やがて、ライバルたちも出現し、バレエ・コンクールでの真剣勝負が始まる。原作は、99年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載された「昴-スバル-」。この人気コミックを、『グリーン・ディスティニー』『HERO』の世界的プロデューサー、ビル・コンが映画化した。ダンスの天才・宮本すばるを演じるのは、『着信アリFinal』『クローズZERO』の黒木メイサ。数ヶ月に及ぶ猛レッスンの末、見事なダンスを自分のものにしている。ほか出演は、「東京夜曲」「SAYURI」など多くの作品に出演し、数々の映画賞に輝く桃井かおり、「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のAra、ウィング・ガールズ」の平岡佑太、「20世紀少年」の前田健など多彩なキャストが登場する。監督は「不夜城SLEEPLESS TOWN」のリー・チーガイ。美術監督には、「キル・ビルVo.1」の種田陽平。衣装には「シルク」の黒澤和子など一流スタッフが担当している。
- STORY
- 幼くして母親を亡くし、父親と暮らす双子の姉弟、宮本すばると宮本和馬。小学生の二人は、バレエに憧れていた。ある日、和馬は脳腫瘍で亡くなってしまう。絶望した彼女は、場末の小劇場「パレ・ガルニエ」に足を踏み入れ、そこで劇場のオーナーである五十鈴と出会うのだった。この出会いによって、和馬の残したダンスの世界へとのめり込んでいく。やがて、アメリカン・バレエ・シアターのリズ・パークや、幼なじみの呉羽真奈などライバルが出現。また、パレ・ガルニエのダンサー、サダ、マリコなどの仲間たち、先生たちと出会い、ついに上海でのバレエ・コンクールに出場を決意する。
- CASTING
- ●黒木メイサ 1988年5月28日生まれ。沖縄県出身。04年、舞台「熱海殺人事件 平壌から来た女刑事」で主演デビュー。主な出演作は、「同じ月を見ている」(05)、「着信アリ」(06)、「ただ、君を愛してる」(06)、「クローズZERO」(07)など。 ●Ara 「第5回ベストオーディション」大賞受賞でデビュー。「蒼き狼 地果て海尽きるまで」でクラン役に大抜擢される。 ●平岡佑太 1984年9月1日生まれ。山口県出身。04年「スウィングガールズ」で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。主な出演作は、「いま、会いにゆきます」(04)、「NANA」(05)、ドラマ「ウォーターボーイズ2005夏」など。 ●佐野光来 1990年3月29日生まれ。東京都出身。番組「おはスタ」でデビュー。雑誌「Hana*chu」「SEVENTEEN」の専属モデルで活躍。 ●前田健 1971年6月14日生まれ。東京都出身。主な出演作は、ドラマ「歌のおにいさん」、映画「20世紀少年第2章最後の希望」など。 ●桃井かおり 71年「愛ふたたび」で映画デビュー。77年「幸せの黄色いハンカチ」で第1回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。主な出演作は、「もう頬づえはつかない」「神様のくれた赤ん坊」「木村家の人々」「東京夜曲」「SAYURI」「太陽」など。
- 配給会社
- ワーナー・ブラザース映画